こんにちは、若松です。
私にとっては決して悪い話ではない事を前提としてお話しますが、
ここ数年でユニセックスの洋服がとても増えており、以前のような紳士服、婦人服といった概念は薄れてきているように感じます。
ジェンダーレスの観点と、昨今のリラックスシルエット需要を考えると、当然の流れであるといったところでしょうか。
見た目は小さなおじさん、頭脳は未だ子供の私にとって、サイズ感を含めて性別関係なくお洒落に着られる服というのは、もはや重宝を通り越して神格化するアイテムなのであります。
とは言え、私も昭和生まれの男。
皆様と同様に男塾塾生として、剣や伊達や富樫たちと共に、屈強な猛者との闘いを生き抜いてきた自負がございます。
そして、漢たる者一つは持っておきたいアイテムの一つと言えばレザーではないでしょうか。
そういった理由で、今回は私お薦めのレザーブルゾンをご紹介。
ご安心ください、199X年の世紀末的なやつではございません。
それではどうぞ。
EMMETI
CAMEL
¥203,500-(税込み)
渋いです。
そして仄かに優しさとトレンド感を醸し出す一着、その名も「TAYLOR」。
EMMETIのレザーは、無骨さとラグジュアリーな雰囲気のバランスがとても絶妙で、私は大変好いております。
柔らかなラムスキンは、軽やかで着心地が良いのは勿論なのですが、見た目のしっとりした感じが更に高得点を叩き出す所以。
体格の良い方がタイトに着たら、それはそれは格好良いでしょう。
細身の方がタイトに着れば、それはそれはシュッとしてスマートでしょう。
至極当たり前の事を書いたわけですが、こちらのブルゾンはもっと大きな器をお持ちでして、お薦めのサイズ感がタイト一辺倒ではないのです。
少し余裕を持たせたサイズを着用しても、横に広からず下に落ちてくれるので美シルエットと洒落た雰囲気を損ないません。
それとお色味ですね、ご覧くださいこのCAMELを。
更に、上品なゴールドジップが最高なメイクアップで候。
このバランス、絶妙に加減がよろしく存じます。
こんな男前で優しそうなラクダ、そうは居ないはず(ラクダに怒られそうですね)。
きっとこのブルゾンを選ぶ方は平和主義者で、無闇に人を怒鳴ったり高圧的な態度を取ったりはしないでしょう。
いや知りませんけれども、そうであったなら良いなと願うわけでございます。
そして首元と袖にニットリブがある事で、個人的には男らしさが増す気がするのですが、それって私だけでしょうか?
おそらくボマージャケットであるとか、その辺りの屈強Menなイメージがこびりついているせいかもしれません。
ともあれ、これで「TAYLORは両極を併せ持つ説」が浮上したわけですが、私が独自に行った研究の結果、スタイリングの汎用性も高いという事が証明されています。
例えば、
ゴリッゴリのヴィンテージデニムやチノパンとあわせて、足元マウンテンブーツは漢ですし、
スウェットパンツやトラックパンツにスニーカーだと男の子ですし、
ウールスラックスやドレープ感のあるワイドパンツに、品の良いローファーを持ってくればオトコとなるわけです。
いやいや素晴らしい多様性っぷり。
令和を生きる我々にピッタリな一着ではないでしょうか?
他にも、
背面がニットになった「JURI MAGLIA」
EMMETI
BLACK
¥159,500-(税込み)
ですとか、
お袖にダウンが入ったB-3モデル「HOLT」
EMMETI
OFFWHITE
¥209,000-(税込み)
または、
ゴートスエード地のダウンベスト「JURI DOWN VEST」
EMMETI
BROWN
¥170,500-(税込み)
などなど。
男心をくすぐる逸品たちでございました。
(在庫が残り僅かな物ばかりで恐縮です)
皆様が最高のレザーと共に過ごし、大切な人達と笑い合う、、、
今年の冬が、そのような日々である事を願いながら、私はそろそろ行かねばなりません。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、最後に聴いてください。
野口五郎さんの名曲『グッド•ラック』。
この腕の中を 泳ぎ疲れて
お前は眠る 何も知らずに
ブラインド降ろし 朝の光を
せめて隠そう サヨナラがわりに
ごめんよ どうやら別れの時間だ
ひと箱の煙草が 終わってしまった
男は心に ひびく汽笛に
嘘はつけない 行かせてくれよ
それではまた。
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