こんにちは、若松です。
名作と呼ばれる物語に欠かせないものは何でしょうか?
プロフェッショナルな方に聞けば、目からウロコな理由が色々と出てくるのでしょうが、素人目線で宣わせていただくと概ね下記の二つ。
それは、面白いストーリーと、魅力的なキャラクターです。
欲を言えば、その中に名コンビが登場してくれると楽しさは増々。
例えばそうですね。
タカ&ユージ、トムとジェリー、立花兄弟、ポワロとヘイスティングス、バツ&テリー、ジャイロとジョニー、そして忘れてはならないこのお二人(お二体?)

R2-D2とC-3PO。
このドロイドなしではスターウォーズは語れませんよね。
二体の間の抜けた掛け合いが、絶妙に場の緊張感を壊滅させ、物語に緩急を生み出す。その度に私は溜息が出るほどウットリとしていたものです。
R2「ピポパポピポ」
3PO「そろそろ洋服の話をしませんか?と相棒が言っております」
そうしましょう。
名コンビの重要性を服に当て嵌めますと、それは「コーディネートを作る際の相性」となるでしょうか。
ブランドというものは、それぞれに今年のコンセプトであったり、譲れない拘りがあるもの。
それ故に、洒落と洒落を使ってコーディネートしたはずなのに、結果はNot洒落という衝突事故になりがちなのがファッションの怖いところ。
そこで今回は、洒落×洒落=洒落のめしになるブランドの組み合わせをご紹介。
それは、
「roberto collina」と「CELLAR DOOR」です。
「です」などと言いきってしまっていますが、私の好みが多分に反映されている事は否めないですし、三者三様、十人十色、百人百様なのがファッションの醍醐味である事も重々承知しております。
ですが、両ブランドから溢れる「抜け感のあるエレガンス」と、二つが合わさった時の「カチッ」っと音のする感じ。これは数ある正解のひとつであると思いますので、何卒お付き合いください。
それでは、それぞれのお薦めアイテムを。

Knit:roberto collina
WHITE、GRAY
¥69,300-(tax in)
もう見ただけで暖かく懐かしい気持ちになり、気分が盛り上がるノルディック柄。

アルバイトで貯めたお金を握りしめ、狙っていたヴィンテージのスウェット(そう、あれは雪柄でした)を古着屋へ買いに小走った、何十年も前の私の姿が脳裏に蘇ります。
皆様もノルディック柄には何かしらの思い出があるのではないでしょうか。
とは言え、歳を重ねた私たちが着ると少しばかり幼い印象になってしまうのではないか、、、
と、心配する気持ちをサラっと吹き飛ばす、ロベルトコリーナ渾身の一着がこちらのニットフーディー。
アルパカブレンドの上質な素材、緩いだけではなく緻密に計算されたシルエット、色味を抑えたシックなカラーリングが、大人こそ着るべきニットである事を示しています。

それでいて、

フードのクタっと感や、

平たい顔族のドロスト、


袖や裾の小振りな柄など、適度な可愛らしさを残すセンス。
決めすぎない大人の余裕。抜群の仕上がりです。

Pant:CELLAR DOOR
GRAY
¥42,900-(tax in)

NAVY
¥42,900-(tax in)
セラードアを象徴するモデルの一つと言える「CIAK BL」。
支持されている理由は、時代性とのフィット感にあると存じます。
先ずはシルエット

ワイドとまではいかないものの、リラクシーな腰回りと渡り。

裾に向けて適度にテーパードさせており、足元は存外にすっきりと見せてくれます。

ウエストはシャーリング仕様で、ストレスとは無縁の着用感。
ループも付いているので、ベルトを通せば「きちんと感」があなたの元へきちんと届きます。

生地はポリエステルとレーヨンのブレンド。
お洗濯など、比較的お手入れのしやすい生地でありながら、独特の「とろみ」がエレガントな空気を纏っています。ポリウレタン混でストレッチもきいているので、ウエスト同様に「さよならストレス」を告げた履き心地。
トレンドに傾倒しているわけでもないのに、なんとなく今っぽい。それでいてクラシックな装いにも溶け込む上品さを兼ね備えています。
では、いよいよroberto collinaとCELLAR DOORを出会わせてみましょう。

僭越ながら私が着させていただきまして。
見えていない顔以外は、約定通り抜け感のあるエレガンス洒落のめし太郎が出来上がりました。

おっと太郎選手、徐ろに紺ジャケットを取り出しました。これはまさか、、

なんと、ノスタルジックでモダン洒落のめし太郎の誕生です。
Jacket:Artigianale
NAVY
¥79,200-(tax in)
それと、後出しで申し訳ありませんが、CELLAR DOORのパンツには、こちらのチロリアンシューズが相性よろしく、洒落のめし足元太郎かと存じます。

Shoes:Timothee PARIS
BLACK
¥74,800-(tax in)
如何でしたでしょうか?
名コンビというかトリオ、いや最終的にはカルテットになったコーディネート。
ぜひ私とペアルックしてしまいましょう。
最後に、
私の中で四人組といえば、この方々。
碓井貞光、卜部季武、坂田金時、渡辺綱の頼光四天王です。
それではまた。
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