こんにちは、若松です。
少し前までは聴こえていたEW&FのSeptemberも後方に過ぎ去り、代わりに百恵さんの「秋桜」が切なく、優しく、そして力強く脳内でリピートを始めました。つまり、本年も第四クォーターに突入したという事です。
残り3ヶ月という事で終盤に差し掛かったとも取れますが、まだまだ何が起こるかわからない局面でもございまして。
期待と緊張を胸に抱き、今一度慎重に行動しなければいけなかった10月中旬。私は不覚にも右手首を痛めてしまったのであります。
連日連夜のフリースロー100本練習の弊害か?とも思いましたが、よく考えたらそれは妄想世界での話でしたので、現実はマウス使用時の手首へかかる負担が原因である事が判明。
痛みの所為でブログもここまでしか書けませぬ、無念、、、。
と、そこで購入したのがこちら。
すんごい楽ですし、目が合うと気持ちも和みます。
ハチワレのおかげで手首も心も軽やか。ありがとう、ありがとう。
それでは張り切ってブログの続きをば。
軽やかというワードに便乗しまして、これからの秋に最適なライトアウターを紹介させていただきます。
Blouson∶Valster
OFFWHITE、NAVY
¥143,000-(tax in)
ValsterのValstarino(ヴァルスタリーノ)。有名ブランドの有名モデルですので、ご存知の方も多いでしょう。
威風堂々とした佇まいで、流行りも廃りもどこ吹く風か。
丁寧に積み重ねた伝統と信頼は、この令和の時代にも大輪の花を咲かせます。
それでは歌っていただきましょう!
Valsterさんで「Valstarinoは永遠に」。
なんて、紅白歌合戦の大トリを任せられそうな大御所感です。
ですが決して驕らず、取っ付きにくさも古臭い思想もございません。
先ず、シルエットは今のスタイリングにフィットするようにリライトされております。そして、フロントのポケットも一見使い勝手が悪そうですが、
実はサイドからハンドインできる工夫が施されていて、利便性にも優れた逸品である事が伺えます。
生地感はマットな表情で厚みはなく、協調性は非常に高め。春秋はメインアウター、冬はインナーと、季節折々に活躍してくれそうです。
裏地にも粋な配慮が。
写真で伝わるでしょうか。
モダール90%、カシミヤ10%混ライニングの滑らかさと艶めきが。
実際の袖通しも大変心地よく、着る度に心がほぐれてしまいまして、
すっかり私はこの様な顔面に。
世界平和に一歩近づく、そんなValstarinoでございました。
お次は
Leather Jacket∶EMMETI
BLACK
¥220,000-(tax in)
ミニマムさと程よいハードさのバランスが魅力的なシングルライダース「MASSIMO NAPPA」。
毎シーズン思うのですが、クオリティと価格が釣り合わないEMMETI。もちろん良い方の意味でです。
私は一般的な感覚を持っている平民ですので、決して22万円が安いとは言いません。それでもやはりこの面でこの価格ならば、コストパフォーマンスが良いなと感じるわけでございます。
その理由を述べさせていただきましょう。
一番はもちろん革質。きめ細やかで、しっとりとしていながらも、ハリのある上等なラムスキンを使用しています。
肩周りの仕様はスプリットラグラン。写真のように、前から見るとセットイン、後ろから見るとラグランになっている二重人格スリーブ。
意味合いとしては、「セットインの方がシュッとするけれど、ラグランの方が可動域が広い」という事なのですが、双方の良いとこ取りを叶えたわけでございます。
フロントはRACCAGNI社の高級ジップを使用したダブルファスナー。
それでは袖にご注目。
ライダースらしく、こちらにもジップが付いているのですが、袖口にはスナップ釦もいらっしゃいます。
なかなか珍しい組み合わせで格好良いですし、きちんとカフスになっていると、そこはかとない上品さが滲み出てくるもの。まったく素晴らしいディテールです。
袖の話、まだ終わりません。
エンメティを語る上で外せないところですので、ご存知の方も多いと思います。
そうです、こちら前振り袖なのであります。
所謂テーラードジャケットのような袖の付け方なのですが、真下に向けてではなく、少し前方に傾けて付いています。
これは人間の腕の付き方に合わせた作りでして、着用した際に自然と身体に沿ってくれるため、結果的に動きやすさと見栄えの良さに繋がります。
どれも手間とコストがふんだんにかかっている事は明白で、特別な一着なのだと改めて実感。
最後に裏地。
レザーとのコントラストが綺麗ですし、ブランドロゴも洒落ている身頃裏地。レーヨン52%、アセテート48%の滑らかなタッチです。
そして、袖裏地にも拘りが。ポリエステル95%のポリウレタン5%でして、なんとなんと見えない所にストレッチ。伸びやかな至福の袖通しでございます。
もちろん私の顔はこの通り。
世界平和にまた一歩近づいた、そんなMASSIMO NAPPAでございました。
如何でしたでしょうか?
これから気温の低下に伴い、コーディネートを組むのがどんどん楽しくなりそうなValstarinoとMASSIMO NAPPA。
スポーティなスタイリングも良し、スラックス合わせでドレッシーに仕上げるもまた良しです。
洒落のめしつかあさい。
おっと、そろそろ私はフリーキック100本練習(妄想)に向かわなければなりません。
どうやら次は足首を痛めっちまいそうだぜ。
それではまた。
WEAR ONLINE SHOP 若松