ITAL STYLE

注目ブランド TICCA ティッカ

2020年06月25日

Traditional/伝統的な、歴史的な、正統の
Individual/個性的な、個々の、個人
Contemporary/現代的な
Comfortable/心地よい、快適な
Attractive/魅力的、かっこいい

これらの要素を取り入れ、この5つのキーワードの頭文字をとって 2016年春夏シーズンにデビューした「TICCA」ティッカ。 自分自身の生き方にぴったりと寄り添ったものであり、 身に着けていると気分が良く、自分自身に自信が湧いてきて、 セクシーになり、素敵に見えてハッピーになれる。 それは、その人だけにしか出せないオリジナルのテイストであり、チャームでもある。 という考えがTICCAが生み出す服には込められています。 着ていてとても着心地の良い服をきちんと揃えて自分のスタイルの基本とし、 どこか懐かしくて新しい、時代や流行を超えていつまでも存在し続ける服であり、 ワークの意匠を持ちながらモードの顔を見せ、タフさと上品さが備わった服。 そんな気品を添えるニューベーシックを自由でしなやかでエレガントに表現するTICCA。 こだわりのある服は、性別や年齢を問わずたくさんの人たちから愛されています。 できるかぎり削ぎ落とされたデザインの中に少し遊び心がある。 それが大人のベーシックスタイルには嬉しいところです。 年齢とともに似合うデザインや色など今まで好きだったものと似合うものが 変化していき何をどう合わせれば良いのか迷ってしまうことがあります。

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シンプルでベーシックなアイテムは好きだけど、どこか地味になってしまいがちです。 TICCAが提案するベーシックなアイテムにはどれもちょうどいいひねりや遊びがあり、 どんな時もワードローブの軸となるベーシックなアイテムが多い。 シンプルなのにどこか一味違うスタイルが叶うアイテムが、たくさんの人に愛されている 理由の1つだと思います。 一枚でスタイリングが決まるクローゼットの定番、ビッグシャツやワンピース。 着心地の良い素材やどんな体形の人にも合うデザインはスタイリングの幅を広げてくれます。 そんなTICCAがこの2020年春夏シーズンに掲げるテーマは アニーホールに学ぶこと。「スタンダード」がキーワードです。 スタンダードというフィルターを通してみて、世の中に氾濫したものを削ぎ落す事。 イメージするのは映画「アニーホール」に登場するアニー。 ダイアン・キートン演じるアニーはジャケットとワークパンツにネクタイ、ベストに 白のボタンダウンシャツといったメンズアイテムを絶妙なサイズ感で着こなしています。 そこには大人の女性の少年ぽさが少し滲み出ていて、 TICCAが目指す、自然体で力が抜けた大人の女性の着こなしがあります。 誰かのまねではなく、自分らしいスタイリングや、今までの決まりにとらわれない枠を超えた 着こなし。映画の中のアニーホールのファッションは現代でもお手本となるものが多くあります。 アニーホールから学べることは、自分のスタイルを構築することの大切さです。 昔から引き継がれてきたもの、時代が移り変わっても残り続けるものを 自分の基本スタイルにすること。

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伝統のスタイルやベーシックな服は、持っている人が長い間大切に着込んで 身体に馴染んで着た時に最も素敵に輝くもの。 その服の持つ品格に持ち主が合わせていくという意識。 普段の生活もスタイルや服も含めてその意識を持てる人だけが、 自分流のスタイルを作り上げることができるのだとTICCAは考えています。 メンズライクなアイテムをきちんと着ることによって、女性らしさや フェミニンさが高まるスタンダードな服。 コットン素材でマニッシュなピンストライプ生地を使った ノースリーププルオーバーシャツとタックパンツのセットアップ。 マニッシュでありながら、女性らしさも兼ね備えた一着や スタンドカラーに部分的に透け感のある繊細なレースをあしらった クラシカルな雰囲気が漂うショート丈ブラウスなど。 どれをとってもそこにTICCAらしさがあり、 それをどういう風に着こなすか、自分流スタイルを考えるワクワク感があります。 極めて普通にきちんと着るということの大切さをや、何を着ればほんとうの 自分になれるのか、どんなスタイルをすれば自分が一番引き立つのか。 今シーズンのTICCAが発信する服から改めて学びたいと思います。 自分自身がその服に溶け込むように、 また、大人の女性が気負わず自然体でいられるニューベーシックアイテムが揃う、 魅力がたくさん詰まったコレクションが毎シーズン楽しみです。