秋冬のスタイリングに欠かせないアウターですが、単に防寒性だけで選ぶのではなく、着ることでコーディネートの雰囲気まで変えてくれる一着を選びたいところ。
今回ご紹介するのは、KENNETH FIELDから届いた2型のアウター。
1930〜40年代のアメリカンワークやトラディショナルウェアをベースにしながら、独自の解釈で仕上げられたデザインは、どちらも存在感がありながら普段のスタイリングに取り入れやすい仕上がりです。

KENNETH FIELD「JKII BOOK POKET」
BROWN
1930〜40年代のアメリカンワークジャケットをデザインベースにした一着。
ミリタリーやワークウェアに見られる象徴的なディテールのひとつ、3本針ステッチを取り入れた「Triple Stitch Manufacture」ラインのモデルです。

素材には温かみのあるコーデュロイを使用。ややゆとりを持たせたボックスシルエットで、ジャケットらしい端正さがありながら、どこか肩の力が抜けた雰囲気に仕上がっています。


特徴的なのが、名前の由来にもなっている大きめの胸ポケット。文庫本がすっぽり入るほどのサイズ感で、デザインとしてのアクセントになるだけでなく、実用性も兼ね備えています。

さらにシガーチューブやジャッポライター専用ポケットなど、KENNETH FIELDならではの遊び心を感じさせるディテールも魅力。

シャツやカットソーの上からさらりと羽織るのはもちろん、厚手のニットを合わせれば初冬のライトアウターとしても活躍します。
ホワイトパンツやスラックスで品よくまとめるのも、ブルーデニムでワーク感を楽しむのもおすすめです。

KENNETH FIELD「JUDAH COAT」
OLIVE
こちらは裏地を付けず、一枚仕立てで仕上げたライトコート。
季節の変わり目に特に使いやすく、インナーを変えることで長いシーズン楽しめる一着です。
フロントにはウエスト位置と裾、左胸を合わせて計5つのポケットを配置。さらに背面にも大きなポケットを備え、機能性とデザイン性を両立しています。

印象的なのが、コーデュロイの襟。
チンストラップを使って襟を立てることもでき、風よけとしての実用性はもちろん、着こなしに変化を加えるディテールとしても楽しめます。


肩はラグランスリーブで、自然な肩のラインと動きやすさを確保。裾両サイドにはスナップ釦による脱着式のスリットを備えています。
シャツやカットソーに重ねて軽快に着こなすのはもちろん、ニットを合わせて初冬のアウターとしても。

オリーブの色味も相まって、デニムとの相性は抜群。白パンツやスラックスを合わせれば、ワーク由来のアイテムながら落ち着いた大人のスタイリングにも仕上がります。
KENNETH FIELDが面白いのは、ヴィンテージやトラディショナルウェアをそのまま再現するのではなく、現代のスタイリングに自然に取り入れられるバランスへと落とし込んでいるところ。
ディテールをじっくり見るほど、その背景にある服づくりの面白さが伝わってくる2着です。
秋の立ち上がりには軽く、気温が下がればレイヤードで。今季のワードローブに、少し趣のあるアウターを加えてみてはいかがでしょうか。
KENNETH FIELD/ケネスフィールド
2012年にスタートしたKENNETH FIELD。デザイナーは日本人の草野健一氏。自身が体験したアメリカントラディショナルをベースに、様々な国のカルチャー、そして自身の感性を反映させたアイテムを展開しています。伝統を重んじながらも時代に捉われない。そんな遊び心をテーマにしています。
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